悲惨!? ビンボー体験記
「ビンボー」で「暗い」といえばワタクシのこと。
第一次ビンボー期~小学生編~
ビンボーでオヤツが無かった。家に帰るとお腹がすいても食べるものが何も無い。
晩ご飯は毎日キャベツとコロッケ。
ある日、そのコロッケで食中毒を起こし、それ以来コロッケは食べなくなった。
そんな私のオヤツは「食塩」。
JTの青い四角い食塩を手のひらに出してペロペロ舐めていた。
あと「わかまつ」も好きだった。
お腹痛いときに飲むもんだよ。と言われ、お腹がすくと
「お腹痛いから」と言ってわかまつをポリポリ食べていた。
ビンボーって不健康!
第二次ビンボー期~一人暮らし~
親の暴力からやっとこ逃れた25歳ころ。
自由に浮かれすぎたのか、馬鹿をして借金抱えて一人ぐらししていたとき。
一人暮らしを始めた時もなるべく安いところを探し出し。
風呂無し2万6千円の部屋を借りる。
もちろん風呂屋なんだけど、風呂屋に行く金もあまりないので、必殺「シンク風呂」を使っていた。
【シンク風呂の入り方】
シンクを綺麗に洗う。
お湯を鍋に沸かす(ガス湯沸し器は無し!)
沸騰した鍋の湯をシンクにはり、水で湯温を調節。
さらに鍋にお湯を沸かしながら、シンクに正座する。
鍋の湯を足しながら湯が冷めるのを調節しつつ温まる。
シンクを出てから頭を洗う。
★ちなみに、シンクの周りに四角くゴミ袋を天井から吊り下げて、簡易サウナ状態に。
風呂屋は11時半とかで終ってしまうので、飲みに行った帰りとかは家でシンク風呂。
あとはあちこちの銭湯に行くのもちょっと楽しみだった。
飲みに行く街の近くの銭湯でひとっ風呂浴びてから、かんぱーいって感じ。
ご飯は米と具無し味噌汁。味噌をお湯に溶かしただけの味噌スープ。
時々キャベツがあれば良い。
この頃もテレビは無かった。
ビンボー暮らしのコツは「ビンボーは隠さない」
「うちテレビないんですよ」とか言ってると、「大丈夫?食べてる?」と職場で米とか野菜をくれる人が現れるし、飲み会もおごってもらえる。
さすがにシンク風呂は隠していたが、、、、
人の優しさを味わえるのがビンボーの良いところ?
第三次ビンボー期~夫失業~
「今日500円しか持ってないから~」と出会ったばかりの夫におごってもらって、ビンボーアパートから超スピード結婚で脱出した私。
もうビンボーとはさよならかなと思っていたら、ある時、夫が失業。
ビンボーには慣れてるから、大丈夫!と気丈に夫を励まし支える日々でした。
二人で佐々木健介北斗夫妻のドキュメントを見て、涙して、なんとなく自分達と重ね合わせて励まされた日。
~ビンボーを励ました、健介北斗ドキュメント~
佐々木健介も新日本を出て新団体で華々しく活躍するのかと思いきや、新団体が解散。フリーに転向。
オレは男だ!と強気に振舞っていた健介が、北斗の支えられることを素直に受け入れ、北斗と力をあわせて試合に挑むようになった。
特に、北斗が再び極悪化粧をして健介のセコンドで竹刀を振り回したことがファンを大喜びさせた。
そのことがきっかけで世間からの注目をあび、夫婦として協力することで一気にプロレス界や芸能界での活動の場が広がる。
男として一人で頑張る!という気持ちだった健介が、北斗を頼った事が困難を乗り越えるきっかけになった。
結婚依頼、亭主関白、男尊女卑、男は仕事していればいい!という一貫した方針だったマスクマンも、こと時だけは、心を打たれて二人で感動。
ビンボーって人と人の心をつなぐこともある!
それでも新婚時代に買った家具をリサイクルショップに売りに出した時は、涙が出てきた。
二人でフランフランとか無印良品とかハシゴして、選んだよなぁ。。。
電気屋でデカイテレビ買ったよなぁ、、、結婚前はマスクマンの小さいテレビしかなかったんだよなぁ。。。
普段は思い出すことも無かった買い物の思い出とかが蘇えり、物には思い出が詰まっているんだと初めて実感した。
会社の社宅を出るときは、不動産屋でとにかく安い物件を探した。
でも、なかなかいいものがなく。
下水臭い、床が抜けそうで日の当たらないアパートとかを巡り、マジでヤバイっと益々悲しくなる。
やっと築30年か40年だけど日当たりの良い小さいアパートを契約。
二階建てアパートには部屋が10個くらいあるのに謎の警備員と謎のおばあさんだけが住む。階段は斜めで危険。
引っ越しのときは、マンションの3LDKから2トントラックに荷物を強引に押し込み、ついた場所が神田川系超ボロアパート。
引越し屋さんもひいていた。。。。
夜逃げか?
社宅時代は伊勢丹のスーパーで買い物していたけど、ボロアパートに引越してからは安売りマーケットで100円バナナとか買っていた。
ここでマスクマンが料理に目覚める。
それまでは料理なんて殆どしないし、家の中のことも何もしなかったけど、私がバイトから帰ってくると、台所からポトフのにおいがしてきて、狭い荷物の中で一生懸命料理を作って待っていてくれた。
ここはかろうじてお風呂もついていたけど寒いし、狭すぎ。
湯沸しが壊れて電話してガス屋が来たけど、あまりの古さにビックリしていた。
そしてアパートの入り口にはいつも犬の糞が落ちていた。
犯人の犬はたぶん放し飼いにされているデカイシェパードの雑種。
毎朝、犬の糞が通路のど真ん中にポットンしていて「犬にまで馬鹿にされている」ような気がしたマスクマンは必死で就職活動。
当初はビンボーでものんびり過ごそう、、、、って話だったんだけど、犬のウンコがマスクマンのやる気に火をつけたのだろう・・・・
ビンボーのお陰で料理を覚えたマスクマン(夫)。
ビンボーは能力開発をする!
思っていたより早く再就職が決まり、めでたくビンボー生活からプチビンボーに昇格したのであった。
でも、こうやって振り返ってみると私の人生、いつまたビンボーに戻るか解からない!
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